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非風非幡
(かぜにあらず はたにあらず)


無門関・第29則  非風非幡

法座を告げる幡(はた)が風で揺れている。

「幡が動くのだ」 「風が動くのだ」

と 二人の僧が互いに言い張っていると、

六祖・慧能(えのう)が言った。

「風が動くのでも、幡が動くのでもない。
あなた方の心が動くのです」

二人の僧はその言葉に黙り込んでしまった。





フラミンゴ三兄弟です。




ひどい近視のフラミンゴ三兄弟が
そろって安眠堂の和尚様を尋ねました。






弟たちよ見なさい。
安眠堂の安眠和尚様の
法座を告げる幡が揺れている。

あれは幡が動いているのだよ。







確かに法座を告げる幡が揺れている。

しかし兄さん。
あれは風が動いているのだよ。






幡が動いているのだよ。





風が動いているのだよ。





末の弟よ。
お前はどう思うかね?






末の弟、よ〜く目を凝(こ)らして見ると






兄さんたちは二人とも違うな。

そもそも幡なんか
どこにも立っちゃいませんよ。






・・・・・・・・・。




わかったかなあ。。。。。



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